Webサイト分析ツールのノウハウ ~第3回:キーワードプランナーの活用~

2018年06月02日

使い勝手がよくなった「リニューアル版のキーワードプランナー」を活用しましょう

キーワードプランナーを使用して、商品、サービス、ターゲット顧客に関連する新しいキーワード候補を探すことができます。また、キーワードプランナーでキーワードに関する指標や予測データを確認することができます。

「キーワードプランナー」を利用するには(無料でも利用できます)

キーワードプランナーは、Google AdWords(Google社の提供する広告出稿サービス)の機能の一部です。キーワードプランナーを利用するためには、Googleアカウントに加えて、 Google AdWords(https://adwords.google.com/KeywordPlanner)にログインして、AdWordsアウントを取得する必要があります。 Google AdWordsは、基本有料の広告出稿サービスですので、アカウント取得時に広告代金の支払方法を登録する必要がありますが、(自動支払ではなく)手動支払、(クレジットカードではなく)振込を選択します。設定で、キャンペーンのステータスを一時停止とすることで、課金の発生を止めて、実質無料でキーワードプランナーを利用することが可能です。 実際に、ステータスが一時停止となった状態がのこちらの画面です。
画面   ただし、この場合には、キーワードプランナーで提供される機能が一部制限され、提供される情報も一部簡便な内容となりますが、十分利用できると思います。

新しいキーワードを見つける

ビジネスに関連する単語やフレーズ、URLを入力することで、新しいキーワードを見つけることができます 検索結果は、関連性が高い順番に表示され、月間平均検索ボリューム競合性のレベル(低・中・高)も併せて示されます。こんな感じになります。
検索1 簡単に検索できますので、URLはもとより、商品名、製品・サービスの一般的名称や機能、類語など幅広く検索を実施することをお勧めします。 月間平均検索ボリューム、競合性のレベル(低・中・高)を参考に、追加するキーワードを決定していくことになります。

キーワードに関する指標や予測データを確認する

キーワードを入力することで、キーワードに関する月間平均検索ボリューム競合性といったデータを確認することができます。
検索2 新たに見つけたキーワードや、キーワードの組み合わせを変えて、データを確認してみるとよいでしょう。複数のキーワードを組み合わせて、データを確認することで、適切なキーワードの設定に近づくことができるものと思います。

キーワードプランナーリニューアル版には、今後、機能が追加されていくようです。引き続き最新情報に注目です。